秋フリー(尾瀬)報告

 10月6日夜、尾瀬へ向かうべく部室に部員6人が集合し、21時を過ぎたあたりに車に乗り込み目的地に向け出発した。夏の間に運転免許証を取得していた一年生部員2人の運転デビューも兼ねていたこのドライブは、深夜も3時にせまる長期戦となったが無事目的地に到着することができた。

 初日、日の出とともにビジターセンターを出発し山に入った。前日の慣れない運転の疲れからか体が異常に重かったが、尾瀬の美しい景観にも助けられなんとか気合いで百名山のひとつである燧ケ岳を登りきった。山頂からみた景色は疲れを吹き飛ばすほどの絶景で、ここでしっかりと部員全員で記念写真をとった。その後下山したのち湿原の中の木道を通り、豊かな自然に目を奪われながらも1日目のキャンプ地へと移動した。

 2日目、日の出とともにキャンプ場を出発し、尾瀬のもう1つの百名山である至仏山へと向かった。この日は非常に天候が悪く、山頂付近では立っているのも危ういほどの暴風が吹き荒れていた。それに加えて部員の1人にアクシデントが生じたこともあり、残念ではあったが登頂をあきらめ引き返すことにした。その後、部員の間で話し合った結果本来は3日間であった山行の予定を短縮し、本日中にビジターセンターに戻り帰路につくこととした。

 今回の山行は悪天候やアクシデントが重なり予定通りにはいかなかったが、尾瀬の魅力は十分に堪能することができたように思う。至仏山にはいずれまたチャレンジしたいと強く思う。