2017年 秋フリー(飯豊山縦走)報告

 

 

メンバー: 北村、小林、傍島、廣川

 

 

10月7日 大日杉小屋―地蔵岳―切合小屋

 

 

 

前日の夜にレンタカーで出発。特に迷うことなく4時間ほどで登山口に到着した。車内で仮眠をとって、目覚めた時には雨は降っていた。だから、雨が弱まったタイミングで出発した。樹林帯を30分ほど歩くと目の前に大きな岩壁が現れた。ザンゲ坂というらしい。垂れている鎖をつかみながら登った。ザンゲ坂を上ってしばらく歩くと、水場の標識が見えた。標識の通りに進むと、そこにはロープが垂れていた。そのロープを使って斜面を下ってゆく。水場にたどりつくまで、割と時間がかかった。それからしばらくして、地蔵岳に到着、Lのカロメを食べる。カロメはボロボロで食べにくかった。出発前には弱かった雨も次第に強くなってきた。雨があまりにも強くなるので、眼鏡が濡れて、周りが見にくくなる。「ああ、眼鏡にワイパーがついていればいいのに…」この時、強くそう思った。そんな強い雨に耐えながらとうとう切合小屋に着いた。この日は小屋泊にした。翌日は天気がいいということなので、翌日をたのしみにしながら眠った。

 

 

 

108日 切合小屋―飯豊山―御西岳―飯豊山―切合小屋

 

 

 

予報通り天気は回復していた。とても嬉しい。みんなのテンションが一気に上がった。切合小屋を出発して1時間半、今回の山行で一番危険な御秘所(おひそ)に到着した。ここは切り立った岩稜で滑落したら30mくらい落ちる。とてもスリル感を味わえて、楽しかった。御秘所を乗り越えて、しばらく進むと飯豊山山頂に到着、雲海が奇麗だった。ここから先は去年果たせなかった炭酸水が出る水場探しが始まる。それらしい場所を見つけて、水を汲みに行ったが、二酸化炭素が一ミリも感じられなかった。結局、炭酸水の出る水はここにはないとわかり、御西岳を目指す。そして、御西岳に到着。三角点がどこにあるのか分かりにくかった。その後、4時間かけて、切合小屋に戻った。小屋に戻ると、小屋の人から卵、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎをいただいた。これによりLがとても豪華になった。サンドウィッチにはスクランブルエッグが加わり、ジャガイモはポテトチップスとして食べた。山でのポテチは格別だった。

 

 

109日 切合小屋―地蔵岳―大日杉小屋

 

 

 

 この日も天気は良かった。下山はテンポよく進んだ。そのペースはとても速く、10時頃には登山口に到着した。帰りに対向車に道を譲ろうと、右側によったらタイヤが溝にはまってしまった。工事していたおっちゃんたちに手伝ってもらってタイヤは無事に溝から脱出した。そして温泉に入り、おいしいラーメンを食べて無事に山行を終えました。